結婚式の結びとして定番の「花嫁の手紙」は、感動的な演出のひとつですよね。でも実は「読みたくないな…」と思っているシャイな花嫁さんも意外といらっしゃいます。(個人的な話を人前でしたくない、恥ずかしい、緊張する、泣いてしまうかもしれない、といった理由です)
といっても結婚式という場だからこそ、親になにかしらの形で感謝の気持ちを表したいもの。そこで実際行われた3つのアイディアをご紹介します。
- 手紙を添えて花束やプレゼントと一緒に渡す
お父様とお母様に感謝の気持ちを手紙にしたためて、思い出にちなんだプレゼントを贈るのもおすすめです。渡す際は「新婦様からは、プレゼントと合わせてご両親に花嫁の手紙を贈呈します!」とアナウンスとしてもらうと披露宴は明るい雰囲気のままお開きにできます。 - 「子育て卒業式」で親を主役にする
前にあげたプレゼントの贈呈を、さらに盛り上げる演出がこちらです。
司会者から「本日のもうひとつの式がございます!」とアナウンスをしてもらい、両家の親たちにスポットライトを当て、プレゼントを渡します。もし両家の親から「卒業式」の感想を話してもらうのも良いかもしれません。演出をアレンジすることでしんみりせずに感謝を伝えられます。 - 司会者や友人に手紙を代読してもらう
自分で読み上げるのが恥ずかしい、泣いてしまって読めなくなるのが不安という心配があるなら、他の人に代読してもらっても構いません。もし手紙の内容に注目が集まるのが恥ずかしい場合は、バックモニターに家族との写真をスライドで流してもらうのもいいでしょうか。
いかがだったでしょうか。決して気乗りしない演出は無理にしなくてもよいのです。苦手なことを盛り込むよりも、親に感謝を伝えるスタイルはおふたりで決めてもらい、結婚式そのものを楽しみましょう。