当初、親族や友人・知人を交えた披露宴を検討していましたが、コロナ禍でちゃんと行うことができるのか。この状況下で新しい選択肢として登場した「結婚お披露目会」というスタイルについてご紹介します。
限定したゲストに二人の結婚を報告する場にするという名目です。
会場、顔触れ、プログラムについては、新郎新婦はもちろん、両家の親と話し合った上で決めていくと良い思います。
会場
食事会の会場にピッタリな「ホテル内レストラン」や「料亭」など。普段でも気軽に利用できる場所ながら、結婚のお披露目の場としてふさわしいフォーマル感のある場所がおすすめです。
アクセスの良さ(駅から遠い場合は送迎の有無)、お料理のおいしさ、個室の有無など。招待するゲストにお手伝いが必要な場合は対応をしてもらえるかも確認しておくと今後の打ち合わせもスムーズですね。
顔触れ
顔合わせ食事会と異なり、ふたりの大事な節目の日に立ち会ってほしい人たちを紹介します。両家の家族をはじめ、家族や親せき、きょうだいが交際している人、友人を招待する場合もあります。
プログラム
食事や歓談がメインとなるので、プログラムはシンプルでも大丈夫。とはいえノープランだと単なる会食になってしまうので、ケーキ入刀や花嫁の手紙など、結婚式の演出もふたりの希望に合わせて取り入れて、場を盛り上げましょう。
服装
まずは新郎新婦のふたりの服装を決めて、あとは結婚お披露目会のドレスコードをふたりが指定する、平服でお越しくださいと促す、親と相談して両家の格をそろえるといった誘導は大事なことです。あまりない会なので、指定があると迷わずに済むのでゲストも安心です。
節目・けじめになる、自由度の高い「結婚お披露目会」
一般的な、挙式+披露宴スタイルに比べると、最小限の準備で済み、費用の負担も少ない点も魅力的です。結婚式をしたいけどこの状況下で迷っている、というカップルはぜひ検討してみてください。